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NARUTOSTAR

WJ掲載の人気漫画『NARUTO-ナルト』について語るブログです。主に原作の感想、考察などを中心としています。最近はトリコ、バクマンなどにハマり、気になった漫画の感想もしています♪

自来也の暗号

                 タ, 31, 8, 106, 7, 207, 15


このカタカナ+数字の暗号は

タ: タクティクス(イチャイチャシリーズ)

数字: ページ数

ということでした。そのアルゴリズムで解読してみると“本物はいない”という内容が露わになりました。




ところで……

死の間際、自来也の残したこのダイイングメッセージは本のあるページの最初の文の頭文字を意味しましたが、今にも三途の川を渡ろうとする者がいくら自分が書き下した書物のとはいえ、一言一句覚えているものなのだろうか?という疑問も湧いてこなくもないと思います。私も初めはそのような疑念がありました。

これをどう解決するか。少年漫画だから!!我々とは隔たる忍者だから!!という結論で片付けるのか。いやいや、そのような解釈でなくとも実はこれは整然と論理づけることができるのです。

というのも、自来也は最期のメッセージをフカサク様の背中に印のように押しつけました。指先にチャクラをこめて遺言を伝達したと考えられます。この時、その遺言は術によって暗号化されたのだと思います。つまり、アルゴリズムをその場で形成したのではなく、すでに暗号化プログラムとして形成されており、あとはチャクラを練り上げ発動するだけだったのだと思います。

抽象的なことが多く、わかりにくいので具体的な例を上げます。

たとえばパソコンを考えてみてください。我々が文字をキーボードを媒体に打ち込み、ディスプレイに表示させる工程はアナログ作業に他ならないのですが、その途中の機械の中ではいったん情報はデジタル化される過程があります。このデジタル化作業はキーボードで打ち込む際その場で情報の2進数化を考えるものではく、すでにセットされているプログラムによって置換されるものです。

①キーボードで打ち込む ⇒ チャクラを練る
②情報のデジタル化   ⇒ 暗号化
③ディスプレイ表示    ⇒ フカサク様の背中に刻印

②、③はプログラム、つまり術としてすでに形作られているものですから自来也が最期の場面でする作業は①のみでいいわけです。それと打ち込む内容を考えるだけ…

自来也が死の間際に伝えることができた情報は“本物はいない”ということ。そして、それしか考えなくてよかった。他の余分なこと(例えばタクティクスのどのページにどんなことが書かれているかとか)は回想する必要はなく、あとは情報伝達忍術を発動し、“本物はいない”というメッセージを懇願し指先にこめて送るだけ。

本は一冊300ページ以上あるとすれば、ページ最初の文字を日本語のひらがな一文字に重複なく割り当てることは特に難作業ではなかったと思います。



結論
自来也はとんでもない記憶術の持ち主でもなく、こんなときの為にすでに用意していた術(暗号化プログラム)を発動しただけのことだった。

追記
えーと…大変申し上げにくいのですが、記事を読んで頂いた方へ。

もしかしたら、私のこのたとえが解りづらく、というよりも意味不明に感じている人もいるかもしれません。今私自身読み直してみても、比喩が微妙にマッチしていない!!ということに気付きまして、ん~、何と言いますか、言語にして説明しづらいのですが、暗号への変換に能動的か受動的か、そもそも忍術の発動の仕方がいまいち私自身詳細もつかんでおらず(忍術は使ったことありませんし(笑))…

変なプログラムとか小難しいことは気にせず、暗号化は忍術の一部だったと捉えて頂けると幸いです。いや~、言ってしまえば2、3行で事足りるんです。実を言うと。ただ、2、3行の記事ってのもな~と思いまして、余分なことをいろいろと付け加えた限りです。この辺におきましてご了承とご理解を頂けたら恐縮です。


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GAM.二十五巻その3

マダラ:「最後・・・お前のために己の瞳力をお前の中へ注ぎ込んだのだ」
サスケ:「何を言っている・・・?・・・一体・・・何が言いたい?
     どうしてイタチがそんなことを・・・」
マダラ:「分からないのか」
サスケ:「!?」
マダラ:「お前を------------守るためだよ」


サスケを守るため・・・。サスケの頭の中を木枯らしが駆け巡り、呆然と驚愕を心身にまといながら、サスケはマダラの放ったその衝撃的な告白をただただリピートするのみ。「・・・守る?守るだと・・・!?」

うちは一族虐殺の夜、万華鏡でその犯行シーンをまじまじと見せつけられたサスケは恐怖におののき取り乱しながらイタチに喚きを投げかけます・・・。

サスケ:「うそだ。こんなの兄さんじゃない。だって・・・」
イタチ:「お前が望むような兄を演じ続けてきたのは・・・お前の“器”を確かめるためだ・・・」

イタチは今までやさしい兄を一芝居演じていたらしく、そうなればこれまでの淡い思い出はすべて虚実なものだったということになります。足をひねってオンブしてもらった記憶も、身内の参列に父上が参加しないのなら自分が参列するよと反抗してみせる兄貴も、まるで電車の窓から眺める富士山のような遠くでかい背中も・・・。実はその背に刃を隠して生きてきた。

よくよく考えてみると、マダラの言い放つ「お前を守るため」は、イタチが自分の光を補充するため、そして、眼を奪いきることのできなかった虚しさにまだ強奪できるマダラに対する嫉妬だったとも思えてくる・・・。忌々しいあのコマを思い起こしてみる・・・。

「サスケェ~!! 
   お前はオレにとっての新たな光だ!」




・・・・・・・・・



本当にイタチはサスケの眼が欲しかったのだろうか。25巻にサスケへの愛を感じさせるシーンは皆無なのだろうか。お芝居ではないという・・・。

サスケへ語りかける笑顔は全て芝居だと考えられますから、そこから愛情などを汲みとった考察は無意味なものへと変換されざるを得ません。あのイタチですから、自分を押し殺して完璧に演じきったと思えます。






でも・・・



25巻P.124。


「許せサスケ・・・。・・・・・・また今度だ」

「・・・今日はお前にかまっている暇がない」

この二文の合間のイタチの憂鬱な顔。それはまさしくこれから起こる事件の前兆を意味するのですが、それだけでなくサスケとの別れを惜しむ表情なのではないでしょうか。すべてはサスケを守るためとはいえ、心だけでいえば今生にもなる、サスケとユニークな会話はもう許されない深い深い強いられた闇への敢行に苦渋を呈して生まれ落ちた徹底的に悪者役になりきれなかったイタチのうつろそれがあの・・・・・・・・・悲しげな眼。

さすがにこの暗澹とした面持ちは演技とは思えません。さらに、もしこれから行う任務に嗜みたるものを感じていたのだとすれば、もっと凛々しく及び険しい眼をしていてもいいと思うんです。あのときばかりはいつもの芯の強さを見せることができず、センチメンタルになっていたと考えられます。

この表情こそが唯一25巻で信用のおけるイタチの見せた"守る"というサスケへの本当の気持ちを覗かせるものだと解釈しています・・・

                                             by25巻より 


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GAM.二十五巻その2

フガク:「遅かったな・・・何をしてた?今から話がある。早く帰るぞ」
サスケ・イタチ:「・・・・・・はい」
フガク:「フフ・・・さすがオレの子だ・・・中忍に昇格してからたった半年でここまで来た」
イタチ:「・・・・・・」
フガク:「明日の特別任務だが・・・オレもついて行くことにした」
イタチ:「!」
サスケ:「・・・・・・!」
フガク:「この任務学成功すればイタチ・・・お前の暗部への入隊がほぼ内定する」
イタチ:「・・・・・・・・・」
フガク:「分かってるな・・・」
イタチ:「・・・・・・・・・」

気分が高揚しているフガクと比べ、イタチは険しい表情を浮かべて常に黙ったままです。そこには綻びの笑みすらない・・・。もうこの時からすでに一族には絶望感を覚えていたのだと思います。アカデミーに参列するフガクと教師の会話。

フガク:「兄弟そろってお世話になります」
教師 :「いやいやお世話だなど。アカデミー始まって以来の天才・・・
あの子ほど
     優秀な生徒は今までいませんでしたよ。何一つ世話することもないぐらいにね


その後暗部に入隊が確定し、いつもの「さすがオレの子だ」をイタチは聞き、サスケも聞き、躍起になって修行に励むサスケ。

ミコト:「まったく・・・忍者学校が休みの日ぐらいちゃんと体を休めなさい」
サスケ:「痛っ!」
ミコト:「無理しなくていいのよ」
サスケ:「・・・兄さんは・・・たった一年で忍者学校を卒業したんだってさ・・・」
ミコト:「あの頃と今じゃまた時代が違うわ。それにあの子はちょっと特別だから

フガクとイタチの一悶着があった後のサスケとフガクの会話。

サスケ:「おはようございます、父さん・・・」
フガク:「・・・・・・・・・ああ・・・おはよう。最近忍者学校の方はどうなんだ?」
サスケ:「学校の授業だけじゃつまんないよ・・・オレはいつも一番だから・・・」

そしてフガクに火遁・豪火球の術を教わりますが、失敗。

フガク:「・・・やはりイタチの時のようにはいかんか・・・」

どうやらイタチは教わってすぐにこの技を会得したみたいです。

飛んで、万華鏡のことを訊き出すサスケ。加えて、父さんはオレと兄さんの仲をどう思ってんだろう・・・と。

サスケ:「父さん、どうして兄さんはオレのこと構ってくれないの?弟なのに・・・・・・」
フガク:「・・・・・・あいつは少し変わっている。慣れ合うのを好まないタイプなんだよ」
サスケ:「どうして?」
フガク:「さあな・・・親のオレにも読めん奴だからな・・・アイツは・・・」

ここから推測できることがあります。もうこれらの会話以前にイタチはマダラに会っていた・・・。そして、彼から忍術を教わっていた・・・。そう考えるとイタチがあらゆる難儀な技をいとも容易く会得していった奇怪さが解決するのです。少なくともイタチの術の会得スピードは尋常じゃないと思われていました。イタチはマダラは「オレの師であり・・・」と言っていますから、これらの何一つ世話することもないくらいにイタチが立派だったのはマダラのおかげ・・・。言うなれば、イタチの育ての親はマダラだった。

サスケが火遁・豪火球の術を教わったのは7歳くらい(たぶん(汗))。その頃にイタチにも火遁・豪火球を教唆、見事にやってのけたのだとすればイタチはアバウト7歳以前にマダラに会っていたことになります。イタチは七歳でアカデミー首席卒業しており、アカデミー時代の一年間常にエリートだったとすると、マダラに教わり始めたのは6歳以前ということになります。予想以上にマダラとイタチの付き合いは長かった・・・

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GAM.二十五巻その1

サスケを守るためで知られる今日のNARUTO。マダラもイタチが一族皆殺しをやったと述べていることだしイタチが一族に反感を抱いていたことには間違いなさそうです。では、いつからイタチは反感を抱いていたのか・・・いつからイタチは変貌したのか・・・はたまたはじめからこうだったのか・・・。

二十五巻P98。
「・・・シスイは・・・最近のお前を監視していた・・・暗部に入って半年・・・最近のお前の言動のおかしさは目に余る。お前は一体何を考えて・・・」

このイタチに詰め寄った三人のうちの一人が言い放ちます。最近のジャンプと照らし合わせても、暗部に入ってから木ノ葉の為に一族虐殺を目論んだ・・・と考えるのが自然な気がします。・・・・・・。ここで終ってしまってはGAMじゃぁないんですな、これが。私はもっと前からイタチは反感を抱いていたと思うのです。それは同じく二十五巻P48~。220話:兄(イタチ)と弟(サスケ)。

その前にイタチの予備知識として。あからさまな意図を排除したとして、イタチは嘘をつきません。これはまず間違いないと私は思っています。イタチ特権の無音の三点リーダは嘘の言えないイタチが言いたくない情報を埋め合わせるための代名詞として使われています。つまりイタチは嘘をつかない。本当につまりかどうかは問い詰めるところがあるやと思いますが、これについてはいろいろと言及しなくてもすんなりと共感してくれる人が多いように窺えます。

というぶっきらぼうな説明によりイタチが嘘をつかないことをバックに持ちつつ考察していきます。


イタチの手裏剣術を眼前で直視するサスケは自分もシミュレートしようと脳裏に焼きついたイメージを頼りに真似しますが失敗。足を挫きおんぶされながらサスケはイタチに担がれ我らが警務部隊の本部へとたどり着きます。そこでの会話

サスケ:「前から気になってたんだけど、何で警務部隊のマークにうちは一族の家紋が
      入っているの?」
イタチ:「なんだ・・・気付いていたのか・・・」
サスケ:「当たり前だろ!」

サスケに少し感心しつつイタチはサスケに語りかけます。警務部隊設立はうちは一族であり、一族は里の治安をずっと預かってきた。うちはの家紋はその誇り高き証などなど。

イタチ:「今でもほぼ全員がここの第一分隊に所属し里の治安維持に貢献している
     忍の起こす犯罪を取り締まれるのはさらに優秀な忍だけだからな

このセリフはうちは虐殺を後に考えてみるとしっかり掛け合わせていることになります。何気なくサスケは受け取っていますが、実はかなり深かったのです。

サスケ:「・・・・・・・・・」 やっぱり父さんはすごいや!「兄さんもここに入るの?」
イタチ:「さあ・・・どうかなぁ・・・
サスケ:「そうしなよ!」
イタチ:「・・・・・・・・・」
サスケ:「大きくなったら・・・オレもこの警務部隊に入るからさ!!~~夢の第一歩だ」
イタチ:「・・・・・・・・・そうだな」

イタチは嘘をつかない。この時からすでに一族を殲滅させることを計画立てていたのだとすればしっくりくる受け応えです。のちのリーダ点もその時のイタチの表情も父上に逆上しているのを抑えているように見える・・・。つまり、イタチはもっともっと昔からうちは一族皆殺しを企てていた・・・。

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GAM.万華鏡三人説を否定する

「三人説ものちのち述べていくつもりなんで・・・」

ここのブログで私がコメントしたものの一部です。まさか・・・こんな形で三人説について話してしまうとは・・・トホホ・・。まだイタチについての謎解きは時期尚早だろうとタカをくくって手をこまねいていたら、光陰矢の如し、展開が遅いと思われても、居眠りしていたら抜かされちゃうものなのですな~。

まあ、むしろ堂々と偉そうに鳥瞰した考察をお門違いともいざ知らず、いそいそと書き込んだのちに真実を描かれるよりは、今思えば何倍も良かったのかもしれません。胡乱な考えをしみじみとそれらしく残していたら、脱兎の如く遁走したく存じたでしょう。

そんなどうでもいい前置きはさておき、今まで私が推奨してきた万華鏡三人説を見事、私の手によってその可能性をリミット限りなくゼロに近づけていきたいと思います。

備考知識として・・・万華鏡三人説とは・・・
マダラ、イタチ、サスケの三人(万華鏡開眼者)が揃って何かを起こすという説。マダラやイタチはその為にサスケを万華鏡開眼へと誘導していた・・・。

初めて聞いた人にはたいそうつまらない話題ではあることをこの上なく承知していますが、まあ、私にとってもケジメをつけるという意味でもきっぱりとなぜ否定するかを論述していくことにしたいと思います。

今週号のジャンプで、これでもかと言わんばかりに否める描写が二つ設けられています。
①マダラとイタチは今では対立関係だった
②イタチは実際に死んでいた

今までのストーリー展開を追っていくと、マダラとイタチは対立関係とは思えませんでした。イタチはそもそも悪の組織に身をゆだねていると思えたし、マダラと仲たがいしたのだとしたら、大蛇丸のように暁を抜けているのではないかと考えられるからです。マダラが仮面を被っているのも、他の暁のエキストラメンバーに、自分がうちは一族であり、万華鏡写輪眼保持者であり、サスケに開眼誘発を促したり、まあ本来の世界征服とは異なる目的に異論を唱えさせないために、オチャラケキャラを演じていたと読み取れるからです。

しかし、黒炎でマダラを襲ったのは紛れもないイタチの意図した術ですし、マダラもイタチのことを「さすがのイタチにもオレの全ては知られていなかった・・・」などと心の中で言ってますから、間違いなく少なくとも今は協力してはいないと垣間見えます。

では何故イタチは暁を脱退しなかったのか・・・これはまた今週号のマダラのセリフの中に隠されている気がします。「お前を----」

②においては、①という条件下においては、マダラがイタチの死体を持って帰り、イタチは死んだと言っている思っている時点で確定化されます。でも、本来こんなことを考えなくても普通に読んでいけばイタチ死亡はもともと疑う余地なしだったのかもしれません。

なぜかな、イタチには生きていて欲しかった・・・。偽物説(象転の術)はそんな願いが作り出した虚栄の幻だったのかもしれません。イタチファンにとってはこんなイタチの死に方は納得できない!!イタチはヘタレずいつまでも遠い存在であり続ける・・・わかります。私も同感なのです。その不可解な死に様を逆手に生存説を打ち出したのはいいのですがやはりダメだったようです。

イタチが死んでしまえば今後のストーリーとして三人でどんちゃん騒ぎをするという展開は描かれにくいと思います。岸本マジックを駆使すればなんとかなるのかもしれませんが・・・

まあ、三人説否定根拠は①と②くらいしかないのですが、この二つが非常に強いし、でかい・・。三人説は惜しいなぁと今でも未練たらしく思ってたりします。なんか、憧れませんか?三人揃って・・・って。それが万華鏡のもう一つの真の秘密であり、うちは一族の写輪眼が本来何の為に存在しているかの意義であり・・・。写輪眼の模様とも見事にマッチし、ねえ~(ねえと言われても・・・(汗))

未練たらたらはいけませんね。現実はきちんと受け止めるべきです。私は自分の意見を不条理に通そうと意固地になることに価値を見いだせないし、それはあまりにも見苦しい・・。自由とわがままは違うものですから。私は比較的縛られない自由な方が好きなのですが、理路整然としないものを強引に押し通そうとするのには罪悪感すら覚えますので・・・。私の三人説はこれにて終了としたいと思います。

評判が良かったのかどうだかわかりませんがこの一曲・・・・
あ~きら・め・まーしょう~♪あきらめましょお♪♪(文字列引用可)

そしてこれは何も回り道ではなかったと思います。新しいことを模索すればいいのです。その時の糧になるはずです。第四十回プロフェッショナルに出た「石井裕」さんの考えに素晴らしいと感じたものがあったので、少し引用させてもらいます。

"研究者は自分の考えたアイデアを愛する。しかし、そのアイデアを本物の技術にまで高めるためには、そのアイデアを客観的に見つめる視線が必要だ。そこで、最も大きな壁になるのが「自分自身」だ。自らのアイデアにプライドを持つ研究者たちにとって、弱点を認めるのは難しい事だ。しかし、自らのプライドを捨て、自分に打ち勝つたこと。それが壁を超えるということなのだ。"(一部改変)

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GAM.イタチの嘘

「イタチの話はでっち上げだ」

この言葉に聞き覚えがある方、ありがとうございます。初めて聞いた方、もしかしたらラッキーなのかも・・・。

これから記述していく「イタチの嘘」とは386話"新たな光"でイタチが語った昔話についてです。いや~、あの時は本当に驚かされました。イタチファンにとってはショックと絶望を交えた困絶の域に達し得る顔でした(笑)。イタチの顔になんてことをしてくれるんだ!とクレームも来そうなのに、キッシーも本当に肝が据わっているんだな~と、居直ってリスペクトです。

え?あれ嘘なの?なんで?と思う方多々存すると思います。これにはいろいろな理由がありまして、その全てを今回の記事で語り尽すは不可能なのですが、まずはあの話の矛盾点について挙げることを主としていきたいと思います。

386話、新たな光・・・イタチは何を語る!?

サスケ:「九尾を手懐ける瞳力・・・それ以外にも何かあるってのか?」
イタチ:「そうだ・・・そのもう一つの秘密。それが最も重要な秘密だ」
サスケ:「重要な秘密・・・?何だ?  何だ?答えろ・・・」

サスケは何だを二回繰り返しています。イタチは十分に時間をとっています。

イタチ:「少し昔話をしてやろう。うちはの歴史にまつわる話だ」

ここに奇妙な感覚を受けます。イタチにしては単刀直入過ぎです。今までイタチはヒントとなる意味深な発言をし、その言葉は必ず三点リーダ連ねた後にぼそぼそっと一言二言。しかし、たった一言でもイタチの言葉は聴き飛ばすわけにはいきません。そこには重要な攻略のカギが隠されています。ですが、今回はちょっと違う・・。長々その秘密を話す気みたいです。でも・・・これから眼を奪わんとするサスケにこんなことを話して何になるのでしょう。

イタチの語る昔話に戻ります。マダラ兄弟は互いを高め合い、さらなる瞳力の成長を求め、それぞれ万華鏡を開眼しました。どうやらマダラ兄弟がうちは一族で初めて開眼したみたいです。しかし、その副作用の為か、マダラは失明しつつ弟の眼を奪いにかかります。

マダラ:「許せ」
 弟 :「ぎゃああああああ」

マダラは弟の眼を抉り、自分の眼を取り外し、奪い取った眼をはめ込んだみたいです。そして、その眼の光は永遠に閉じることがなかったらしいのです。が・・・素手でもぎ取るって変だと思いません?カカシ外伝を思い出してみてください。

オビトの眼を譲り受けるカカシですが、医療忍者であるリンが、医療忍術を使って眼を移植しています。移植と言っても、眼軸ごと移し、神経をつなげる大手術だったと思います。そんな大それた手術、急行している土壌で即席医療でできるものなのか?と突っ込むのは・・・まあ、大人げないのでやめておきます。リンの医療技術は相当レベルが高く、ことを整然とやってのけたのだと考えることにします。

でも・・・マダラが素手で眼を奪い取るというのは・・・いくらなんでも大雑把過ぎません?

イタチは付け加えます。永遠の万華鏡写輪眼!弟の眼は新しい宿主を得ることで永遠の光を手に入れたという・・・。そしてそればかりか変化を起こした。特有の新しい瞳術がその眼に生まれたのだ。
①ただし瞳のやりとりは一族間でしか行えない
②それにこの方法で誰もが新しい力を手に出来るわけではない
③これはその後の多くの犠牲の歴史の上に築かれた事実

①はカカシ対策でしょう。瞳の交換にその実があるのなら、カカシは永遠の万華鏡を手に入れているはずですから。あくまで一族間での交換でしか手に入らないと言いたいのだと思います。②は永遠の万華鏡の希少さを表しているのだと思います。問題は③です。

万華鏡写輪眼とは、過去数人しか発動したことのない伝説の瞳術です。普通の万華鏡でさえ数人程度のもの・・・。ところが、①、②の条件が知ることができたのは多くの万華鏡保持者の犠牲による結果かららしいのです。この矛盾にサスケは気付くことはできませんでした。まあ、無理もないと思います。イタチの話は待ったなしの巻き戻し不可能リアルタイムで流れていますから、こんなよくできた話の弁慶の泣き所を突くことは、世界広しと言えど、何度も読み返しのできる我々読者くらいなのだと思います。

その後も、マダラは初代と対決し敗退、マダラは暁を組織しその影に姿を隠している、十六年前の九尾襲撃事件はマダラによるもの、など存分にその歴史を語りますが突然

イタチ:「つまり・・・今のマダラは負け犬だ。うちはの本当の高みを手にするのは奴じゃない。・・・あの男マダラを超え、本当の高みへと近付くのはこのオレだ」

この"つまり"が解せません。四代目は命を落としているんです、部下である口寄せ九尾相手に・・・。それでいながら負け犬宣言・・・。強引な感じもします。

唐突なのですが、ネタからばらしてしまうのですが、イタチは己の私利欲絡みの自己中相違ない自分のキャラをサスケに言いたかったんだと思います。そして、サスケに自分を憎ませ、怒り満開でイタチに試みるのですが、それでも万華鏡を持たないサスケは勝てなかった。そうなればサスケは万華鏡を開眼せざるを得なくなる、是が非でも。

これこそがイタチの真の目的であり、そのための話をしたのだと思います。この話は明らかにサスケにとって煽情的効果しか生みません。イタチは言いました。

「オレと同じ眼を持ってオレの前に来い

あれだけ恨ませておきながら、力を求めさせておきながら、万華鏡による力の圧感をサスケは選ばなかった。イタチはやるせない気持ちを抑えつつ、さらにサスケを憎ませることで万華鏡の開眼を導くことが狙いだったのだと思います。

その後の下りも同じで多くの万華鏡が開眼していることになります。

イタチ:「元来うちは一族は万華鏡写輪眼の為に友と殺し合い・・・、永遠の瞳力を得るために親兄弟で殺し合い、そうして力を誇示し続けてきた汚れた一族なのだ!!」

永遠の瞳力を得るためですから、その本人はもちろん万華鏡を開眼しています。数人で開眼し合って一族の力の誇示はないはずです。


今までずっと矛盾点について言ってきました。問題は何故矛盾しているかですが、それは逸話であることをキッシーが描きたかったんだと思います。そのための矛盾・・・。キッシーが意図せず矛盾を発生させたとは思えません。うちはにまつわる話はNARUTOの根幹ですから。

385話:万華鏡の秘密・・・、では、堂々と過去の回想シーンをしっかりちゃっかり使い回しています(笑)。あやふやにしたいのであればこんなシーンを載せることはしないはずです。キッシーはきちんと過去と現在のつながりを描こうとしているのだと思います。だからこそ、万華鏡の開眼人数に矛盾を発生させるような展開を描くのは作者のミスとは言い難いのです。それを助長するかの如く、イタチの戦い方に奇怪さを設けています。その戦いもゼツに疑問をコメントさせるという手を使うことによって、その謎は仕掛けられたものへと変わります。つまり、ここの矛盾については突っ込んでいいところだと思うんです。

その後イタチは「どうやら・・・心の中のオレがちゃんと見えたようだな」と話を終えます。ここも怪しいと思いませんか!!イタチの眼は万華鏡なんです。サスケの写輪眼で"心の中"へ透過できるわけありません。あの話はイタチの心底に眠るものではなく、イタチがサスケに意図して語るために現した"心の中"なんです。


いろいろと述べてきましたが、結論を出すと、サスケを煽って万華鏡に導く・・・。その為に嘘話をした。つまり、永遠の万華鏡たるものは最初から存在せず、写輪眼の秘密はまだ明かされていないということになります。今後の展開として、少なくともサスケの万華鏡開眼がキーになることは疑う余地もありません。



南賀ノ神社本堂・・・その右奥から七枚目の畳の下に一族秘密の集会場がある
そこに このうちは一族の瞳術が本来 何の為に存在するのか・・・
その本当の秘密が記されている
お前が開眼すればオレを含め万華鏡写輪眼を扱う者は三人になる
そうなれば・・・  ・・・クク  お前を生かしておく意味もある

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