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NARUTOSTAR

WJ掲載の人気漫画『NARUTO-ナルト』について語るブログです。主に原作の感想、考察などを中心としています。最近はトリコ、バクマンなどにハマり、気になった漫画の感想もしています♪

No.398:木ノ葉のはじまり

忍の世の為 木ノ葉の為 そして何より弟のお前の為に全てを懸けた------
兄 うちはイタチの生き様を!!

マダラの口からイタチの真実への衝撃的な序論が描かれてから早二週間、ついに待望のイタチ武勇伝がそのベールを脱ぎ明かされようとしています。イタチの真実を知る者はマダラも含めて五人。マダラ、ダンゾウ、三代目火影、ホムラ、コハル。

ここで注目すべきは皆木ノ葉の忍であるということです。のちのくだりで、うちは虐殺は木ノ葉の陰謀であったことがつまびらかにされます。それはイタチに課された木ノ葉からの任務であったと・・・。マダラは続けます。

マダラ:「奴ら三人はこれから先も絶対にあの忌まわしい事実を口外しないだろう・・・
     イタチの真実は永久に闇へと消える。そしてイタチもそれを望んでいた

イタチVSサスケは結果からしてサスケが勝利しましたが、どう見てもそのプロセスを辿ればイタチに技あり有効などの審判からの判定の旗はイタチがほしいままにしていた気がします。あの戦闘にはやはり別の意味があり、おそらくサスケに勝たせてあげた・・・のだと思います。これについてはまた今度さらに詳細に言及していきたいと思います。

イタチはマダラのことを師であり相棒であると称えておきながら、陰ではその一挙手一投足に全てを託していたわけではなく、むしろ反感すら抱いていたみたいです。それでいながらなぜイタチは暁の片棒を担ぎマダラの目的持論に傾聴してきたか・・・それは他ならぬ"サスケを守るため"に相違ないのだと思います。

思い起こせばイタチの様子がおかしくなったのは暗部に入隊してから・・・。木ノ葉のうちは殲滅計画をイタチは自らその命令を愚直に受け入れたのだと思います。全てはサスケを守るため・・・。サスケだけは殺さないでくれ。これを条件に、イタチは木ノ葉の上役から言われるがままなすがままに一族を暗殺し、父母を平気で手にかけた・・・。

暗澹とした表情に驚愕の汗を散りばめながらサスケはその衝撃の余り一旦は気絶し、まぶたを開けるやいなや、淡々とマダラの口からその真相が語らえています。ここの描写のサスケの精神の揺れ動きが実にリアルです。文字列で表すことの難しい心情が見事に具現化されています。

サスケ:「何言ってんだコイツ・・・オレを守る・・・?まもる???真実だと?ハァハァ
      あいつは・・・オレを殺そうとしたじゃないか・・・オレの眼を奪おうとゲホ!ゴホ!!」

やっぱり作者は絵がうまいです。如実に心情が伝達されてきます。今週号の前半部分のマダラとサスケの対談はより詳しいうちはの歴史へと移行されていきます。

イタチの真実への入口・・・。今より八十年以上も前の話・・・。かつて戦いの絶えない戦乱期、忍の組織は武装集団でしかなく、そんな中でも二つの一族がその頂点の座を争っていたみたいです。"うちは一族"と"森の千手一族"。写輪眼を有するマダラと木遁忍術を扱う初代火影千手柱間。

争いの時代---めぐりあう英雄たち。千手とうちは、木ノ葉の興りを支えた一族のすべてが明かされる・・・

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GAM.万華鏡三人説を否定する

「三人説ものちのち述べていくつもりなんで・・・」

ここのブログで私がコメントしたものの一部です。まさか・・・こんな形で三人説について話してしまうとは・・・トホホ・・。まだイタチについての謎解きは時期尚早だろうとタカをくくって手をこまねいていたら、光陰矢の如し、展開が遅いと思われても、居眠りしていたら抜かされちゃうものなのですな~。

まあ、むしろ堂々と偉そうに鳥瞰した考察をお門違いともいざ知らず、いそいそと書き込んだのちに真実を描かれるよりは、今思えば何倍も良かったのかもしれません。胡乱な考えをしみじみとそれらしく残していたら、脱兎の如く遁走したく存じたでしょう。

そんなどうでもいい前置きはさておき、今まで私が推奨してきた万華鏡三人説を見事、私の手によってその可能性をリミット限りなくゼロに近づけていきたいと思います。

備考知識として・・・万華鏡三人説とは・・・
マダラ、イタチ、サスケの三人(万華鏡開眼者)が揃って何かを起こすという説。マダラやイタチはその為にサスケを万華鏡開眼へと誘導していた・・・。

初めて聞いた人にはたいそうつまらない話題ではあることをこの上なく承知していますが、まあ、私にとってもケジメをつけるという意味でもきっぱりとなぜ否定するかを論述していくことにしたいと思います。

今週号のジャンプで、これでもかと言わんばかりに否める描写が二つ設けられています。
①マダラとイタチは今では対立関係だった
②イタチは実際に死んでいた

今までのストーリー展開を追っていくと、マダラとイタチは対立関係とは思えませんでした。イタチはそもそも悪の組織に身をゆだねていると思えたし、マダラと仲たがいしたのだとしたら、大蛇丸のように暁を抜けているのではないかと考えられるからです。マダラが仮面を被っているのも、他の暁のエキストラメンバーに、自分がうちは一族であり、万華鏡写輪眼保持者であり、サスケに開眼誘発を促したり、まあ本来の世界征服とは異なる目的に異論を唱えさせないために、オチャラケキャラを演じていたと読み取れるからです。

しかし、黒炎でマダラを襲ったのは紛れもないイタチの意図した術ですし、マダラもイタチのことを「さすがのイタチにもオレの全ては知られていなかった・・・」などと心の中で言ってますから、間違いなく少なくとも今は協力してはいないと垣間見えます。

では何故イタチは暁を脱退しなかったのか・・・これはまた今週号のマダラのセリフの中に隠されている気がします。「お前を----」

②においては、①という条件下においては、マダラがイタチの死体を持って帰り、イタチは死んだと言っている思っている時点で確定化されます。でも、本来こんなことを考えなくても普通に読んでいけばイタチ死亡はもともと疑う余地なしだったのかもしれません。

なぜかな、イタチには生きていて欲しかった・・・。偽物説(象転の術)はそんな願いが作り出した虚栄の幻だったのかもしれません。イタチファンにとってはこんなイタチの死に方は納得できない!!イタチはヘタレずいつまでも遠い存在であり続ける・・・わかります。私も同感なのです。その不可解な死に様を逆手に生存説を打ち出したのはいいのですがやはりダメだったようです。

イタチが死んでしまえば今後のストーリーとして三人でどんちゃん騒ぎをするという展開は描かれにくいと思います。岸本マジックを駆使すればなんとかなるのかもしれませんが・・・

まあ、三人説否定根拠は①と②くらいしかないのですが、この二つが非常に強いし、でかい・・。三人説は惜しいなぁと今でも未練たらしく思ってたりします。なんか、憧れませんか?三人揃って・・・って。それが万華鏡のもう一つの真の秘密であり、うちは一族の写輪眼が本来何の為に存在しているかの意義であり・・・。写輪眼の模様とも見事にマッチし、ねえ~(ねえと言われても・・・(汗))

未練たらたらはいけませんね。現実はきちんと受け止めるべきです。私は自分の意見を不条理に通そうと意固地になることに価値を見いだせないし、それはあまりにも見苦しい・・。自由とわがままは違うものですから。私は比較的縛られない自由な方が好きなのですが、理路整然としないものを強引に押し通そうとするのには罪悪感すら覚えますので・・・。私の三人説はこれにて終了としたいと思います。

評判が良かったのかどうだかわかりませんがこの一曲・・・・
あ~きら・め・まーしょう~♪あきらめましょお♪♪(文字列引用可)

そしてこれは何も回り道ではなかったと思います。新しいことを模索すればいいのです。その時の糧になるはずです。第四十回プロフェッショナルに出た「石井裕」さんの考えに素晴らしいと感じたものがあったので、少し引用させてもらいます。

"研究者は自分の考えたアイデアを愛する。しかし、そのアイデアを本物の技術にまで高めるためには、そのアイデアを客観的に見つめる視線が必要だ。そこで、最も大きな壁になるのが「自分自身」だ。自らのアイデアにプライドを持つ研究者たちにとって、弱点を認めるのは難しい事だ。しかし、自らのプライドを捨て、自分に打ち勝つたこと。それが壁を超えるということなのだ。"(一部改変)

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No.397:真実を知る者

マダラ:「お前を―――守るためだよ」

サスケ:「・・・・・・守る? 守るだと・・・!? 何の冗談だ・・・!?」

マダラ:「もう一度言う おまえは兄の事を知っているようで何も知らない」

サスケ:「それ以上ふざけたことをぬかせばお前を殺す!」

マダラ:「どうやら一筋縄では~・・・・」

・・・・・・正直言って、なんと突っ込んだらいいか・・・今、パニクりながら文章を書いています(滝汗)。サスケを守るため・・・。えぇ!?イタチってサスケのことを想っていたの!?あそこまでボロクソに追い詰めておきながら!?内臓破裂するまでサスケを殴ったりし、月読で精神的に追い詰めておきながら!?最後の最後までオレの眼だ~って叫びながら!?

・・・・・・イタチ、いくらなんでもツンデレ過ぎだろ!!!!

以前から私は万華鏡三人説を唱え続けていましたが、どうやら大外れのようです。それにしても結局マダラの左眼の有無も判らずだし、今週号で明かされるであろうと期待していたイタチの事も来週に先送りのようです。来週じゃねー、再来週だー。

"次号は作者取材のため休載させていただきます。"

・・・・・・拷問でしょ!!!

もう文章がわけわかんない感じです。支離滅裂しています。今まで考察してきましたが、わたくし諦観の域に達しています(汗)。最近なぜか汗ばかりかいております。もうじき夏でしょうか。まだ早すぎるはずなんですけど・・・。

取り乱してしましました。気を取り直して感想に移りたいと思います。

サスケの左眼オンリーの写輪眼。血の涙を流し、万華鏡の開眼と同時に天照を発動します。おしい!!もう少しで仮面を外すところだったのに黒炎が邪魔をします。マダラの右肩に着火。「ぐあ」っと叫び、「ぐおおお、ぐっ、うっ」と唸るマダラですが、闇に消えたかと思うとすぐに復活します。

マダラ:「イタチがお前に仕込んだ"天照"だ」

イタチの死に際にもらったチカラらしいです。あのおでこコツンで譲り受けたらしいのです。素顔を完全に晒すことなく、仮面を取り付けます。先週は放心状態であったサスケもマダラの話に津々です。

マダラ:「おそらくお前がオレの写輪眼を見ると"天照"が自動的に発動するように仕掛けたんだろう」

マダラ心の中:「さすがのイタチにもオレの全ては知られていなかった・・・でなければ死んでいた

以前に不滅の男とイタチは説いていますが、どうやらマダラは完全無欠ではなく、死ぬことも考えられるみたいです。まあ、それが"天照だから"という可能性を否定できなくもないのですが・・・。マダラはぶっきらぼうに「お前を守るためだよ」と言い放ちます。イタチ善人説を信じていた人にとってはキターってシーンだったでしょう。私の心情はここの描写にあるサスケと同じで、意表を突かれたプラス度肝を抜かれたプラス・・・まあ、端的にいえばビックリです。

サスケは「何の冗談だ」と聞き返します。いや~、私はいまだに冗談だとも思えなくもないっていうか、トビはもともとオチャラケ冗談ギャグキャラですから、本当に冗談かも~なんて期待しなくもない・・・。もう一度「なんてね」を聞けるかな~と、まあ、叶わぬ夢です。このトビは真剣モード直行みたいです。その後うんぬんかんぬんマダラは話します。

マダラ:「イタチからも聞いていただろう?あの夜の協力者の事を・・・オレがそのうちはマダラだ」

冒頭からトビ=マダラとして扱ってきたのはこのセリフがあるためで、もうトビの正体は疑う余地なしのはずです。

マダラのセリフからどうやら私が予想していたマダラとイタチは仲間というのは外れているみたいで、今では対立関係になっているみたいです。それにしても対立ならなぜサスケにこんなことを話すのでしょう。マダラはサスケを欲しています。イタチもサスケを手に入れたかったと思います。つまり、

三角関係!!!!!!!

イタチとマダラでサスケの奪い合いですか・・・おまけにイタチは死後もマダラの邪魔をしようとしている。・・・。もうこれ萌えの世界じゃないですか!!ああまた文字を大きくしてしまった・・・。もうテンションおかしいです。冷静になれないです。

忍の世の為

木ノ葉の為

そして何より弟のお前の為に

全てを懸けた―――

うちはイタチの生き様を!!

きっちり説明してもらいます、岸本先生!!二週間は長い・・・


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No.396:自己紹介

トビ:「オレはお前と同じ・・・うちは一族の生き残りであり・・・」

このセリフから、トビ=ダンゾウの可能性は消え去ります。描写ではトビの右眼しかまだ描かれていませんが、左眼もあると予想しています。次週にトビ(マダラ)の左眼があるのかどうか、その有無が明らかになる気がします。


先週号のカカシの感嘆符は、やはり、マダラの写輪眼に気付いたものでした。カカシだけではなく、木の葉小隊皆気付いたようです。ここからしみじみと感ずるものがあります。ああ、機は熟しているのだなぁと。もう自分がうちは一族であることを隠す必要もないのだなぁと。尾獣も残り二匹・・・。刻一刻とその"時"が迫っています。

カカシ:「こいつ・・・一体何者だ!?」

今は亡き自来也の蘇生が尊ばれます。自来也のダイイングメッセージには、おそらくペインのカラクリに関する情報は暗号化できているものの、マダラに関与することは一切載っていない気がします。これらの秘密を、何らかの形でも掴むとすれば、蔵出しの判を押した蛙から聞くことになると思います。

じゃあな、と言い去り、時空の狭間に吸い込まれていくマダラ・・・。しかし、ここで使っている時空間忍術は、ナルトの螺旋丸やシノの蟲玉をかわした技とは少しばかり違う感じもします。

ズズズと消えたばかりだというのに、降りしきる雨の中、トビは逸速くイタチ・サスケの下へと佇みます。

トビ:「遅かったな」
ゼツ:「アンタじゃないんだからそんなに速く移動出来ないよ」

以前にもトビの高速移動はありました。ペインに九尾を狩れと嗾けた後、滴る雨の中トビは消え去り、気が付いたら木の葉の終末の谷の自分の石像の上に腰かけていました。いくらなんでも速すぎだと思いましたが、どうやらトビの能力に関係しているみたいです。そんなに速く移動出来ないよと呻くゼツですが、彼もまた跳躍的な移動手段を持っていると考えられます。ですが、移動に多少の(マダラから見て)時間がかかってしまうようです。

ここからある仮説が浮上します。ゼツの能力とは、トゲトゲアロエに包まれるその空間と既知空間との情報連結を解除し、トゲトゲアロエを地と同化させて、それを媒体に、そのチャクラエネルギーを波動エネルギーに換算して移動する術なんではないかと考えられます。

なにぶん波動ですから、固体を振動しているにしても、ある程度の時間がかかってしまうということです。それらを考えて見ても、トビの使った術はとどのつまり時空間忍術に相反しなく、一瞬にしてイタチ&サスケの下へと至ったと垣間見えます。ブラックホールとも思える漆黒の球に吸い込まれているみたいなので、ワームホールでも通ってきたのでしょうか?

トビ:「見てたならちゃんと撮ってあるんだろうな?」
ゼツ:「安心シロ。全テ記録シテアル」
トビ:「後でじっくりと見せてもらう。イタチの死体は持って行く。すぐに行くぞ

推測されるは一つ。イタチVSサスケはマダラによって仕掛けられたもの・・・。マダラがイタチの死体を持って行くと言い出したのは、その死体に秘密が隠されているからなのだと思います。イタチもマダラに騙されている様子もなく、自分の体を惜しみもなく犠牲にして戦っている感を踏まえるとあのイタチは象転の術による偽者だとする説が有力となってきます。イタチの疑問符を連ねさせざるを得ない戦い方についてはまた今度言及するにして、マダラとイタチとペインで裏の企みがあるはずです。

ここにゼツは入ってきません。トビの正体を知っている口ぶりで話しかけるゼツに、あたかも幹部役をあてはめることができそうとミスリードさせられそうですが、ゼツはイタチについて疑問を抱いているんです。それどころかデイダラの自爆時にはトビは死んだと思っています。

おそらく、ゼツがトビ=マダラを知ったのは、自来也を殉職させた後のペインから聴いたのだと思います。そして、ペインに万華鏡の瞳術についてある程度聴かされたのだと思います。もちろん永遠の万華鏡も・・・。それが嘘だとは知る余地もなしに・・・。

もともと黒幕がいることについては暁のメンバー全員が知っていたのだと思います。ただ、それがマダラだとは知らされていなかった。ゼツはペインに黒幕の正体それがトビだとを教えられ、今まさに、トビにいいようにあしらわれているのだと思います。


サスケの治療をしたトビ。意識朦朧とするサスケはトビの話を聴く気力すらありませんが、イタチの名を出し、サスケの興味を引き、ある事を伝えようとしています。このある事も、イタチの昔話を逸話だと考えるなら、またもや虚実なある事を伝達する気がします。

トビ(マダラ)の真の目的はサスケの万華鏡の開眼なんだと思います。その為に精神操作しているのだと思います。次週以降、サスケが万華鏡の開眼に乗り出せば、マダラのシナリオは順調に更新されていくということです。

そして、これには万華鏡が三人集まることに意味をなすのだと思います。三人で・・・

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お知らせ(改)

前記事を読んで頂いた方ありがとうございます。昨日記載した内容は本来のコンテンツとはかけ離れていく気がしたので、とりとめのないことを記述するのはやめようと思います。

ルーチンワークは月曜日にジャンプ原作ナルトの感想を、その他の日にGAMなる独自企画を載せていこうと思います。

その他 | コメント:0 | トラックバック:0 |

GAM.イタチの嘘

「イタチの話はでっち上げだ」

この言葉に聞き覚えがある方、ありがとうございます。初めて聞いた方、もしかしたらラッキーなのかも・・・。

これから記述していく「イタチの嘘」とは386話"新たな光"でイタチが語った昔話についてです。いや~、あの時は本当に驚かされました。イタチファンにとってはショックと絶望を交えた困絶の域に達し得る顔でした(笑)。イタチの顔になんてことをしてくれるんだ!とクレームも来そうなのに、キッシーも本当に肝が据わっているんだな~と、居直ってリスペクトです。

え?あれ嘘なの?なんで?と思う方多々存すると思います。これにはいろいろな理由がありまして、その全てを今回の記事で語り尽すは不可能なのですが、まずはあの話の矛盾点について挙げることを主としていきたいと思います。

386話、新たな光・・・イタチは何を語る!?

サスケ:「九尾を手懐ける瞳力・・・それ以外にも何かあるってのか?」
イタチ:「そうだ・・・そのもう一つの秘密。それが最も重要な秘密だ」
サスケ:「重要な秘密・・・?何だ?  何だ?答えろ・・・」

サスケは何だを二回繰り返しています。イタチは十分に時間をとっています。

イタチ:「少し昔話をしてやろう。うちはの歴史にまつわる話だ」

ここに奇妙な感覚を受けます。イタチにしては単刀直入過ぎです。今までイタチはヒントとなる意味深な発言をし、その言葉は必ず三点リーダ連ねた後にぼそぼそっと一言二言。しかし、たった一言でもイタチの言葉は聴き飛ばすわけにはいきません。そこには重要な攻略のカギが隠されています。ですが、今回はちょっと違う・・。長々その秘密を話す気みたいです。でも・・・これから眼を奪わんとするサスケにこんなことを話して何になるのでしょう。

イタチの語る昔話に戻ります。マダラ兄弟は互いを高め合い、さらなる瞳力の成長を求め、それぞれ万華鏡を開眼しました。どうやらマダラ兄弟がうちは一族で初めて開眼したみたいです。しかし、その副作用の為か、マダラは失明しつつ弟の眼を奪いにかかります。

マダラ:「許せ」
 弟 :「ぎゃああああああ」

マダラは弟の眼を抉り、自分の眼を取り外し、奪い取った眼をはめ込んだみたいです。そして、その眼の光は永遠に閉じることがなかったらしいのです。が・・・素手でもぎ取るって変だと思いません?カカシ外伝を思い出してみてください。

オビトの眼を譲り受けるカカシですが、医療忍者であるリンが、医療忍術を使って眼を移植しています。移植と言っても、眼軸ごと移し、神経をつなげる大手術だったと思います。そんな大それた手術、急行している土壌で即席医療でできるものなのか?と突っ込むのは・・・まあ、大人げないのでやめておきます。リンの医療技術は相当レベルが高く、ことを整然とやってのけたのだと考えることにします。

でも・・・マダラが素手で眼を奪い取るというのは・・・いくらなんでも大雑把過ぎません?

イタチは付け加えます。永遠の万華鏡写輪眼!弟の眼は新しい宿主を得ることで永遠の光を手に入れたという・・・。そしてそればかりか変化を起こした。特有の新しい瞳術がその眼に生まれたのだ。
①ただし瞳のやりとりは一族間でしか行えない
②それにこの方法で誰もが新しい力を手に出来るわけではない
③これはその後の多くの犠牲の歴史の上に築かれた事実

①はカカシ対策でしょう。瞳の交換にその実があるのなら、カカシは永遠の万華鏡を手に入れているはずですから。あくまで一族間での交換でしか手に入らないと言いたいのだと思います。②は永遠の万華鏡の希少さを表しているのだと思います。問題は③です。

万華鏡写輪眼とは、過去数人しか発動したことのない伝説の瞳術です。普通の万華鏡でさえ数人程度のもの・・・。ところが、①、②の条件が知ることができたのは多くの万華鏡保持者の犠牲による結果かららしいのです。この矛盾にサスケは気付くことはできませんでした。まあ、無理もないと思います。イタチの話は待ったなしの巻き戻し不可能リアルタイムで流れていますから、こんなよくできた話の弁慶の泣き所を突くことは、世界広しと言えど、何度も読み返しのできる我々読者くらいなのだと思います。

その後も、マダラは初代と対決し敗退、マダラは暁を組織しその影に姿を隠している、十六年前の九尾襲撃事件はマダラによるもの、など存分にその歴史を語りますが突然

イタチ:「つまり・・・今のマダラは負け犬だ。うちはの本当の高みを手にするのは奴じゃない。・・・あの男マダラを超え、本当の高みへと近付くのはこのオレだ」

この"つまり"が解せません。四代目は命を落としているんです、部下である口寄せ九尾相手に・・・。それでいながら負け犬宣言・・・。強引な感じもします。

唐突なのですが、ネタからばらしてしまうのですが、イタチは己の私利欲絡みの自己中相違ない自分のキャラをサスケに言いたかったんだと思います。そして、サスケに自分を憎ませ、怒り満開でイタチに試みるのですが、それでも万華鏡を持たないサスケは勝てなかった。そうなればサスケは万華鏡を開眼せざるを得なくなる、是が非でも。

これこそがイタチの真の目的であり、そのための話をしたのだと思います。この話は明らかにサスケにとって煽情的効果しか生みません。イタチは言いました。

「オレと同じ眼を持ってオレの前に来い

あれだけ恨ませておきながら、力を求めさせておきながら、万華鏡による力の圧感をサスケは選ばなかった。イタチはやるせない気持ちを抑えつつ、さらにサスケを憎ませることで万華鏡の開眼を導くことが狙いだったのだと思います。

その後の下りも同じで多くの万華鏡が開眼していることになります。

イタチ:「元来うちは一族は万華鏡写輪眼の為に友と殺し合い・・・、永遠の瞳力を得るために親兄弟で殺し合い、そうして力を誇示し続けてきた汚れた一族なのだ!!」

永遠の瞳力を得るためですから、その本人はもちろん万華鏡を開眼しています。数人で開眼し合って一族の力の誇示はないはずです。


今までずっと矛盾点について言ってきました。問題は何故矛盾しているかですが、それは逸話であることをキッシーが描きたかったんだと思います。そのための矛盾・・・。キッシーが意図せず矛盾を発生させたとは思えません。うちはにまつわる話はNARUTOの根幹ですから。

385話:万華鏡の秘密・・・、では、堂々と過去の回想シーンをしっかりちゃっかり使い回しています(笑)。あやふやにしたいのであればこんなシーンを載せることはしないはずです。キッシーはきちんと過去と現在のつながりを描こうとしているのだと思います。だからこそ、万華鏡の開眼人数に矛盾を発生させるような展開を描くのは作者のミスとは言い難いのです。それを助長するかの如く、イタチの戦い方に奇怪さを設けています。その戦いもゼツに疑問をコメントさせるという手を使うことによって、その謎は仕掛けられたものへと変わります。つまり、ここの矛盾については突っ込んでいいところだと思うんです。

その後イタチは「どうやら・・・心の中のオレがちゃんと見えたようだな」と話を終えます。ここも怪しいと思いませんか!!イタチの眼は万華鏡なんです。サスケの写輪眼で"心の中"へ透過できるわけありません。あの話はイタチの心底に眠るものではなく、イタチがサスケに意図して語るために現した"心の中"なんです。


いろいろと述べてきましたが、結論を出すと、サスケを煽って万華鏡に導く・・・。その為に嘘話をした。つまり、永遠の万華鏡たるものは最初から存在せず、写輪眼の秘密はまだ明かされていないということになります。今後の展開として、少なくともサスケの万華鏡開眼がキーになることは疑う余地もありません。



南賀ノ神社本堂・・・その右奥から七枚目の畳の下に一族秘密の集会場がある
そこに このうちは一族の瞳術が本来 何の為に存在するのか・・・
その本当の秘密が記されている
お前が開眼すればオレを含め万華鏡写輪眼を扱う者は三人になる
そうなれば・・・  ・・・クク  お前を生かしておく意味もある

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